日時: 2022年9月7日(水)13:30~
会場: 東京大学 工学部2号館 12階 電気系会議室4
主催: 電子情報通信学会 魅力工学研究会
参加申込: 当日17:30まで(事前登録は2022年9月1日(木)〆)
参加費:
一般(事前登録): 3,000円
一般(事前登録〆切~当日): 5,000円
学生: 無料
テキスト,音声,画像・映像といったメディアデータの処理・認識は半世紀以上に渡って研究が行われ,ビッグデータの拡充や機械学習・深層学習の成熟,計算機能力の向上とあいまって様々な実ビジネスに応用されるに至っています.
一方,そのように客観的に誰しもが理解できる情報だけでなく,感情・情動,感性,意図,記憶といった上位レベルの人間内部の理解が必要な「メタな情報・状態」の処理・認識が求められつつあり,その中で「魅力」は大きな課題の一つとなっています.魅力の処理・理解・認識のためには心理学・認知科学・脳科学といった人間の理解から,接触・非接触による計測,計測結果や行動ログ,コンテンツなどの理解・処理・認識など分野横断的な議論が必要です.
そこで,我々は「魅力」を分野横断的に学術研究・産業応用を行うため,2017年度に電子情報通信学会魅力工学研究会を設立しました.それ以来,ほぼ毎年シンポジウムを開催しており,今年度も開催することになりました.各分野における魅力研究や産学連携の概要紹介を予定しております.奮ってご参加ください.
13:35-14:25 招待講演『サービス工学とサービスエクセレンス ~顧客満足のつくりこみからデライトと共創へ~』
原 辰徳(東京大学)
14:25-15:05 講演『感性の指標化~AI・ビッグデータによる感性価値創造~』
長田 典子(関西学院大学)
15:05-15:45 招待講演『マルチモーダルエンベッディングを用いた画像生成と食事画像への応用』
柳井 啓司(電気通信大学)※オンライン講演
15:55-16:35 招待講演『ビッグデータを用いて魅力的な建築・都市空間を考える』
沖 拓弥(東京工業大学)
16:35-17:15 講演『血行動態の計測・解析とその応用』
津村 徳道(千葉大学)
17:15-18:05 招待講演『大学を魅せる!~情報科学研究者の大学ブランディングへの挑戦』
伊藤 雄一(青山学院大学)※オンライン講演
講演題目:『サービス工学とサービスエクセレンス ~顧客満足のつくりこみからデライトと共創へ~』
略歴: 東京大学工学部システム創成学科卒業.同大学院工学系研究科精密機械工学専攻修了.博士(工学).同大学 助教,講師などを経て,現在,東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター 准教授.ものづくり,接客,観光,デザインなどに関わるサービス工学研究に従事.ISO/TC312サービスエクセレンス WG2プロジェクトリーダー.サービス学会 理事,デジタル庁 統括官付(非常勤),放送大学 客員准教授(2023年度サービスサイエンス開講).
講演題目:『感性の指標化~AI・ビッグデータによる感性価値創造~』
略歴: 1983年京都大学理学部数学系卒.同年三菱電機(株)研究員.1996年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了.2003年より関西学院大学理工学部情報科学科助教授,2007年教授.2009年米国パデュー大学客員研究員.2013年感性価値創造研究センター長を経て2020 年感性価値創造インスティテュート所長.専門は感性工学,メディア工学等.博士(工学).情報処理学会フェロー,電子情報通信学会,IEEE, ACM他会員.
講演題目:『マルチモーダルエンベッディングを用いた画像生成と食事画像への応用』
略歴: 1997年,東京大学大学院工学系研究科修士課程修了.同年,電気通信大学情報工学科助手.2006年,同大学助教授,2007年,同大学准教授,2015年,同大学大学院情報理工学研究科情報学専攻教授,2016年,同大学人工知能先端研究センター兼担となり,現在に至る.博士(工学).ACM Multimedia Asia 2022 General Co-chair.
講演題目:『ビッグデータを用いて魅力的な建築・都市空間を考える』
略歴: 2013年3月,東京工業大学大学院情報理工学研究科修士課程修了,同年4月より,同大学院理工学研究科助教,2019年1月より,同環境・社会理工学院准教授。博士(工学)。建築計画や都市解析を専門とし,多様なビッグデータやAI技術を活用した建築・都市計画の手法について研究している。日本建築学会空間研究小委員会/ワークプレイス小委員会委員,地理情報システム学会代議員,日本都市計画学会学術委員.
講演題目:『血行動態の計測・解析とその応用』
略歴: 1995年に大阪大学大学院博士後期課程(一岡・伊東・谷田研)を修了,博士(工学).同年,現在の千葉大学に勤務,1999年にロチェスター大学にて1年間客員准教授,2012年にコロンビア大学にて1年間客員研究員.現在は千葉大学の大学院工学研究院の准教授,千葉大学フロンティア医工学センターを兼務.また特技は合気道で4段,趣味は読書と英会話,IS&T(Society for Imaging Science and Technology,国際画像科学学会)フェローなどの賞を受賞.
講演題目:『大学を魅せる!~情報科学研究者の大学ブランディングへの挑戦』
略歴: 2008年より13年間,大阪大学のアートディレクターとして,大阪大学の広報・ブランディングを担う傍ら,研究者としてHCI業界でも活躍.ナレッジイノベーションアワードグランプリ,アジアデジタルアートアワード,情処インタラクションベストインタラクティブ発表賞,VR学会論文賞,大阪大学功績賞,大阪大学賞など受賞多数.また博士課程時代にベンチャー企業のスタートアップにも携わるなどソフト開発者としても活躍.2021年に青山学院大学にその活動の場を移す.
申込ページよりご登録ください
一般(事前登録)3,000円
学生無料
現地参加の場合は座席に空きがある場合に限り受け付けます
一般 5,000円
学生無料
領収書はオンライン(Peatix上)での発行となります
現地参加される方は直接会場までお越しください.
オンラインの方はZoomウェビナーを利用します.
Zoomウェビナーへの接続方法は以下のとおりです.
Peatix上のチケット画面における「イベントに参加」ボタンをクリック
ウェビナー登録画面にて氏名・メールアドレスを入力
配信URLが記載されたメールの案内に従って接続
なお,Zoom上では表示名を「山田 花子(魅力大学)」のようにしてください.
電子情報通信学会 魅力工学研究会
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